「研修」というと、

「やっていますよ」
「案内が来たら参加させています」
「そんなのうちの社員にはいらないな」
「必要なのかなあ・・・」

など経営者や担当者からの回答は様々です。

 

「研修」をやっても、やらなくても、普段の業務は動きますし、企業としての営みが止まることはありません。

しかし、経営の資源はよく「ヒト・モノ・カネ・情報」と言われているのは皆さんご存じの通りです。

それに最近では、それに社員の「感情」や「情熱」も資源に入ると最近の日経新聞に掲載されるなど従業員の気持ちややる気なども重要視されてきています。企業が成長するか否かは皆さんお解りの通り、社員の質が求められてきているのです。

 

さらに社会人に求められる能力を3つに分けていますが、

業務遂行能力(テクニカル・スキル)、

対人関係能力(ヒューマン・スキル)、

概念化能力(コンセプチュアル・スキル)とあります。

業務遂行能力は、新入社員時代からどんどん学んで力をつけていきます。管理職になると、業務遂行能力よりも概念化能力を付けていくことが求められていきます。そして、最近では人間力とも言われている対人関係能力に関しては、どの役職・階層であっても必要不可欠な能力です。

また、最近では企業のメンタルヘルス対策も問われるようになり、社員の生産性の向上やモチベーションにはこの心の問題に対処していくことが求められています。

 

 研修のイメージで一番強いのは、技術的なものや資格を取らないといけなくなると、参加団体や商工会議所、法人会などの研修を受けて知識や技術を付けるということが強いと思います。事実、その研修が多いと思います。そのことは業務に直結するので力を付けていないと他社から遅れを取ってしまうと思うからです。業務遂行能力に関する研修は進めやすくなっていますね。

さらに、管理職に求められる概念化能力に関する研修も、リーダーシップ研修とか新任管理職研修、職長研修とかイメージの付きやすいものが多いと思います。

最近はどの階層でもどの職種でも必要な人間力・対人関係能力に目が向けられてきています。以前は当たり前のことと捉えられていたので、特に気にもされていませんでした。しかし、最近の技術革新やコミュニケーションの変化によって、「何かおかしいなあ」と気づいている方が増えてきています。どんな業種でも職種でも人と接するのは避けられませんし、業務上でほとんど差がなくなって来ていることもあって、このスキルの向上を目指して、

サービスの向上や組織の活性化に用いられてきています。

 

企業を成長させて行くには、人を磨くことが必要になっていきます。人に時間をかけ学ばせる、考えさせることが、必要不可欠であると思います。人は経験で力がついてきます。その経験が現場だけでは、限られてしまいますし、問題意識(気づき)につながらなくなってしまいます。そのためにも「研修」を活用して、現場で活かす目を持つことが大切になります。そこに成長の鍵があるからです。

そんなこと大企業だけのことと思われるかもしれませんが、企業の大小は関係ありません。人の成長が企業の成長につながりますから。その成長を推進させていくことが「研修」ということになるのです。

 

現場では失敗は許されませんし、企業イメージのダウンにもつながりかねません。現場の状況をイメージしながら、練習する場所が「研修」です。失敗してもそれを教訓にして、現場で活かすことが可能だからです。また、思い切った考え方をしても、何の問題もありません。

 

研修を重ねながら、社内での活用方法を考えていただいて、習慣化することで業務につながってまいります。

 

小さな気づきを積み重ねながら活かしていただきたいと思います。

  • |